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Coastal Ecology Lab. (Yamada Lab.)

研究室は,6つのチームで構成されています.

沿岸生態系の基質(底質)を特徴付ける「場 (Substratum) 」による4チームと

対象とする生態学的研究アプローチによる2チームで構成されてます.

[Sabstratum] 

  1. チーム海草場(藻場)

  2. チーム干潟

  3. チーム磯

  4. チーム海洋(潮下帯)

[Ecological Approach]

   5. チーム景観(空)

   6. チーム行動 (Behavior)

[Sabstratum] 

1.チーム海草場(藻場)

 海草場や藻場は、生産性が高く、 かつ多様な動植物の生息場所となっていることから、沿岸生態系において非常に重要な役割を持っていると考えられています。

 私たちは、北海道から東南アジアのアマモ場を対象に、海草場(アマモ場)や藻場に生息する多様な動物群集動態、個体群動態、 種間関係、食物網、生物多様性などに関する研究を行っています。

2.チーム干潟

 干潟は海と陸の境目で遠浅の所が潮汐の干満で陸地に成ったり海面下に成ったりを繰り返している地形の場所で、潮が引いた時その幅が100m以上面積が1ha 以上に成るところを干潟と呼んでいます.

 私たちは、東南アジアの干潟に生息する動物群を対象に,干潟に生息する多様な動物群集動態、個体群動態、 種間関係、食物網、生物多様性などに関する研究を行っています。

3.チーム磯

 潮間帯の植生岩礁潮間帯の生物群集は群集生態学のモデルシステムとして、海洋生態系のみならずさまざまな生態系に適用可能な生態学の一般法則が発見、 検証に貢献しています。

 私たちは、生態学の最後のフロンティアと呼ばれている群集動態および生物多様性維持機構の空間スケール依存性を解明するための 野外研究を、日本各地の岩礁潮間帯で行っています。

4.チーム海洋(潮下帯)

 底性基質(アマモや海藻)のない砂泥場では,アミ類,浮遊性ゴカイ類などのhyper-benthosが一次消費者として重要な役割を果たしています.
 私たちは,主に有明海・八代海(水俣湾)を対象に,一次消費者の群集構造や食物網構造明らかにすることを目的としています.

[Ecological Approach]

5.チーム景観(空)

 衛星写真,航空写真,ドーロン撮影した写真等はメソスケールでの「メタ群集・メタ生態系」の動態を把握できる可能性を秘めています
 私たちは,海草場・藻場・干潟などの沿岸浅場
を対象に,メタ群集・メタ生態系の空間配置が局所生態系に与える影響
の定量的評価を目指しています.

​6.チーム行動 (Behavior)

 合津マリーンステーション周辺には求愛行動をするハクセンシオマネキや,ミナミバンドウイルカ,スナメリなど様々なの動物群の摂餌行動や求愛行動を観察することができます.
 私たちは,主に有明海・八代海を対象に,摂餌や求愛行動が個体群動態や群集全体に与える影響の定量評価を目指した研究を行っています.

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